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3歳の息子がダニアレルギーのクラス5!その症状と我が家での対策

3歳の息子のダニアレルギーのクラス5の症状と対策

両親ともにアレルギー性鼻炎、母親はアトピー。そんな二人から生まれた3歳の長男は、もちろんアレルギーっ子です。

 

アトピーの為、薬を塗らないと肌はザラザラ、ダニやハウスダストで目を腫らすのは日常。目薬や目周辺の塗り薬は欠かせません。酷いダニに接すると、吐くほどの咳、発熱も併発。

 

ただ、これまではハウスダストアレルギーの症状は軽く、ダニやホコリなんて、完全に取り除くのは無理だと深刻に考えていませんでした。それが年々症状が悪化。このままでは気管支ぜんそくになるのも時間の問題!と考えを改め、本格的に対策をとり始めています。

 

息子のアレルギー症状と、我が家でのダニ対策についてまとめます。

 

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息子はハウスダスト&ダニアレルギー

ハウスダストはクラス4、ダニはクラス5

息子が3歳半の頃、酷くアレルギー症状が出たのをきっかけに、小児科で血液検査をしてもらいました。私が疑った「ダニ・カビ・ハウスダスト」の3項目です。

ダニとハウスダストのアレルギーの診断結果の

すると、カビは大丈夫でしたが、ダニとハウスダストは1~6のクラスがある中、ハウスダストが4、ダニが5でした。この時から約半年が過ぎ、息子の症状の進行具合からすると、今はもっと上がっているかもしれません。

 

具体的なアレルギー症状

では、このレベルの子にはどのような症状が出るのでしょう。もちろん個人差があると思いますが、アレルギーっ子を持つ親御さんの参考になればと思い、まとめてみました。

 

以下を見てもらえるとわかりますが、風邪のような症状が多いです。「帰省するたびに、風邪をひくなぁ…気温差や環境の変化に弱い子だな」と思っていましたが、ここ2回の帰省時、お腹を下したことの無い息子が下痢を連続でしたため、やっと全ての体調不良の原因がアレルギーであるとピン!ときたのです。

 

1、軽度

主にマットレスで飛び跳ねた直後や朝に症状が出ます。原因は布団やベッドのダニ。
  • 目の赤みや腫れ
  • 目やに
  • 鼻水
  • くしゃみ

2、中度

夫の実家へ帰省時など、普段使っていない布団に反応します。
  • 咳(コンコン)
  • 白目がブヨブヨ浮く
  • 肌がガサガサ

3、重度

実家に2~3泊すると、このレベルまで進行。が、最近は1泊でも重度の症状が出るので、アレルギーのクラスが上がっているように感じます。

  • 咳(ゲー!オエー。1~2週間咳が続きます)
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 下痢
  • ぐったり
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我が家で取り組んでいるアレルギー対策

症状が悪化し慢性化した場合、抗アレルギー剤や舌下免疫療法なども考えなくてはなりませんが、まずは家で出来ることから。

 

1.掃除

ダニ&ハウスダストアレルギーの子の為にできること、まずは掃除です!

 

1.1番力を入れるべきは布団

ダニは、温度22~26℃、湿度60~80%が適温でこの環境でみるみる増殖します。人は寝ている時に大量の汗をかきますから、温かくて十分な湿度があり、エサとなる人のフケやアカがある布団はダニにとって天国。家の中で一番ダニが生息しているのが布団なのです。

 

7~9月に最も増えて、その1~2ヶ月後に死骸が増えます。その時期に気管支ぜんそくを発症する子が多いので、いつも以上に布団掃除をしましょう。(参照:アレルギー全書新版 子どもから大人までの治療と生活 [ 正木拓朗 ] P45)

 

掃除方法としては、シーツや枕カバーは3日に1回のペースで小まめに洗濯。敷布団と掛け布団のダニは掃除機で吸い取ります!
しかし、ダニには爪があり、生きているうちは掃除機をかけたり洗濯をしても布団にしがみついて離れません。掃除機で吸えるのは死骸や糞のみ。
ちえ
ちえ

ダニってしぶといんですね…。

そうですよ。根気よく闘っていきましょう!

 

生きているダニは、乾燥機で死滅(60℃でダニは死にます)させてからでないと吸い取れないのです。ただし、アレルギーの原因となるのはダニの死骸や糞なので、毎日乾燥機ができないとしても、小まめに吸い取ってあげると良いですね。

 

また、布団対応していない掃除機では、小さなダニはフィルターを通過していまい、部屋中にまき散らすことになるので、必ず布団用を使いましょう。

 

我が家の掃除機のペースは2~3日に1度。それでも写真の通り取れます。ただ、このペースで布団掃除をするのは大変です。私は専業主婦なので時間を取れますが、ワーキングママさんにはそんな時間は無いはず。
調べてみると、ダニが入り込む隙間の無い高密度の布団や防ダニシーツなどがあり、それらは効果を感じている人が多いとのこと。多少お金をかけても毎日の手間が省けるのは魅力。また、安い布団を1年ごとに買い替えるのもオススメです。



また、掃除をしたら、防ダニスプレーをかけます。うちで使っているこのスプレーは1ヶ月半効果が継続し、100%天然成分からできているので子供がいる家庭でも安心して使えます。

2.毎日の掃除機と拭き掃除

小さい子供が二人いるので、掃除機は1日1回では足りません。食べこぼしやホコリたちが、吸っても吸っても出てきます。コードレス掃除機を手の届くところに置き、すぐに使えるようにしています。

 

それと、掃除機の頻度が低かった寝室も毎日するようになりました。人の出入りは少ないものの、過ごす時間はかなり長い。子供たちは9時間以上寝室で過ごしますから、むしろ重要な場所です。

 

さらに、ホコリを確実に拭き取るために水拭きも行います。(雑巾がけは面倒なのでクイックルワイパーで!)

 

この記事を書いた当初はエレクトロラックスの掃除機を使っていましたが、現在はダイソンを使っています。

 

3.エアコンやフィルター類

エアコンのフィルター掃除はこまめに行います。最低週1回。空気清浄機や掃除機のフィルターも同様に掃除を行うことで、効率よく空気をキレイにしたり、吸引力の維持につながります。

 

また、エアコン内はカビが生えやすいため、2年に一度本格的な掃除を業者にお願いしています。普段は、割り箸の先にキッチンペーパーを取り付け、重曹水を含ませてカビをふき取っています。

 

4.カーテン

実はカーテンにはたくさんのホコリが!カーテンが汚れていると、窓からの風にあおられホコリが撒き散らされますので、定期的なカーテンのチェックは必要です。

 

5.ぬいぐるみ

子供がよく触るぬいぐるみにはダニがいっぱい。極力減らして、あるものは小まめに洗濯をします。

 

6.車のシート

意外と疎かになりがちなのが、車。特にチャイルドシートやジュニアシートは、子供が汗をかき、フケやアカの他、お菓子の食べこぼしもあるため、ダニの宝庫となります。梅雨時期、息子はジュニアシートのダニに反応しました。

 

布部分が取り外し可能であれば、小まめに洗濯して、車のシートは掃除機で吸いましょう。真夏の炎天下では、車中の温度は60℃を超えてダニは死滅しますので、絶好の掃除のチャンスです。掃除機で吸い取り、防カビスプレーで仕上げれば完璧!

 

7.掃除機の紙パックやダストボックス

先ほど、ダニが一番いるのは布団だと言いましたが、そのダニを集めた掃除機内の紙パックやサイクロン式のダストボックス内はとんでもない数のダニがおり、ダニアレルギーの子のいる家庭では特に危険です。

 

子供は掃除機で遊ぶのが好きですよね?ダニアレルギーの子が掃除機で遊んでいて、ぜんそくを発症した例もあるそうなので、常にキレイにしておきたいです。また、掃除機からゴミを取り出す際はホコリが飛び散らないよう工夫も必要です。

(参照:家庭内公害・ハウスダストの恐怖―アレルギー性疾患の7割はこれが原因だったP.48)

 

2.部屋作り

ダニの生息しずらい環境にするために、できることがあります。

 

1.空気清浄機と除湿器を使用

窓を開け、空気の入れ替えをし、常にキレイな空気を保つことが大切。現代の住居は気密性が高く、空気がこもりやすい構造になっていますので、空気清浄機を使いましょう。

 

我が家は、湿度が高くなりやすいアパートの一階です。その為、四六時中除湿機を動かし、湿度が高くなりすぎるのを防いでいます。それでも梅雨時期の湿度は70%になることが多いです。

 

2.防ダニシートを置く

布団の下などに置く防ダニシートも置いていますが、気持ち効果があるかな?という感じ。頻繁に掃除機をかけられない人は予防で置いておくといいと思います。

 

防ダニシートの中で口コミが良いのが、【ダニ捕りロボ】。ダニを生け捕りにして閉じ込め、繁殖させること無く退治してくれるそうです。東急ハンズやAmazonで売り上げ1位となり、累計販売個数1,300万個突破、ダニの研究20年の専門機関「日革研究所」の商品です。


3.布製ソファを撤去

どうしても汚れてしまうソファ。丸洗いできませんし、ダニが日々増殖していると思うと気持ち悪くなり、思い切って撤去しました。

 

ソファのない生活は考えられなかったけれど、いざ無くなるとスッキリ。私はソファへの掃除機掛けや拭き掃除の手間がなくなり、子供たちは遊びスペースが増えて喜んでいます。

 

4.物を減らす

物が多いと掃除が大変です。ラグやキッチンマットトイレのマットもナシ。掃除をしやすく、ダニの住み家になりやすい布製品を減らすよう心がけています。

 

玩具はすぐに散乱するし、スッキリした部屋には程遠いですが、定期的に部屋にあるものを見直しています。

 

3.体作り

アレルギーは、年齢とともにアトピー性皮膚炎→アレルギー性鼻炎→気管支喘息というように、アレルギー症状が変わるアレルギーマーチに陥りやすいです。

 

しかし、体質は食事や生活環境の改善で変えることができます。完治までいかなくても、症状が出るのを抑えることは可能なのです。

 

1.腸内環境を整える

アレルギーの9割は腸で治る! 」といったアレルギーと腸の関係を書いた著書が多数あります。腸内環境を整えると、アレルギーは改善するらしいのです!そこで我が家は、ヨーグルトを朝晩食べることにしました。

 

強さ引き出す乳酸菌!の明治プロビオヨーグルトR-1をヨーグルトメーカーで量産して食べています。毎日家族で食べるにはお高いですからね…。

 

友人の子は、R-1を飲み始めたら毎月熱が出ていたのが出なくなったらしく、身体が弱い子のママ達の間でも評判みたいです。また、納豆や味噌などの発酵食品も積極的に食べさせています。

 

2.外遊びや運動を積極的にさせる

体力をつける為、外遊びや運動は積極的にさせています。ダニやハウスダストは取り除きますが、土などの菌はOK!除菌ばかりしていては、身体は弱くなるばかりなので、多くの菌に触れて欲しいです。また、ストレスもアレルギーに影響しますので、沢山遊ばせてのびのび育てたいです。

 

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アレルギーに負けない!諦めない!

これまで書いてきたことは、掃除が苦手な私にとってはかなり大変なことで、実はかなり消耗しています。

 

ただ、私自身がアトピーで母が根気よく皮膚科通いしてくれたように、私も子供の為にできることはしてあげようと思っています。

 

まずは、生活環境を整え、食事や運動で身体を強くしていくこと。突然改善することは無いでしょうが、悪くならないように、良い状態をキープできるように、そしていつかアレルギーから解放させてあげたいという気持ちでダニ&ハウスダストと闘っていこうと思います!

 

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