こんにちは、川窪チエ(@chiecamp)です。キャンプ準備でいつも悩むのが、防寒対策。特に、嵩張る石油ストーブを持っていくか微妙な「春&秋キャンプ」は悩みます。そこで今回は我が家の4月キャンプでの体験談を記録しておきますので、同じような気候でキャンプに行かれる方は参考にしてみてください。
ストーブを持っていくか悩む春キャンプ&秋キャンプ!10℃以下で検討
4月23〜24日、長野県のキャンプ場へ行くことに。この時期は桜が満開!春の始まりでまだまだ冷える日もあります。
冬キャンプは必ず電源サイトを予約してホットカーペットでぬくぬく過ごしていましたが、今回は電源サイトが無いとのこと。
石油ストーブを持っていくかどうかかなり悩みました。
気温予想は、最低10℃、最高22℃。
ストーブは無くても大丈夫かも。
でも寒くて子供たちが寝られなかったら困る……。
ということで、我が家はストーブを持っていくことにしました。
大人だけのキャンプだったら、たとえ寒かったとしても死ぬほどではないので「ストーブはいらない!」と決めていたと思いますが、今回の選択は正解だったのでしょうか⁉
【体験談】最低気温8℃の4月春キャンプにストーブ持参!寝袋や服装の対策
石油ストーブを持参した春キャンプ。寝袋や服装などの対策をご覧いただきつつ、実際どうだったか感想を記録します。
キャンプ当日の気温は、最低8℃最高22℃。最低気温は予想より少し下回りました。
[石油ストーブ]無くてもよかった!けど子供がいるのであると安心
この日はほぼ無風。最も冷える夜は、外で焚き火にあたっていたので石油ストーブが無くてもしのげました。
とはいえ、「寒いね〜!(ガクブル)」とは言っていたので、もし風が吹いていたら、「テントの中に入ってストーブを付けよう!」となっていたかもしれません。
無風の8℃と、風がある日の10℃だと、10℃の方が寒く感じそうです。
天気予報のチェックにおいて風力は重要な判断材料となりますので、必ずチェックしてくださいね。
翌朝6時前。
子供が起きたので、2ルームテントのリビングで石油ストーブを付けてみましたが、すぐに暑くなってドアを開放!やはりストーブは不要でした。
ちなみに、我が家の石油ストーブは韓国製の『PASECO』というもので、人気の『アルパカストーブ』に続いて話題の商品。安くてスタイリッシュなデザインがカッコいい!
暑くなっちゃいましたが、せっかくなのでストーブで調理してみました!ハンバーガーのパティを作ったところ、かなりいい感じに焼けました。
[寝袋]就寝時は3シーズン用寝袋に毛布をIN!朝までぐっすり
ツールームテントの寝室で就寝。ホールアースのテント用マット、折りたたみマット、しまむらのマルチマットを敷きました。
折りたたみマットはこれ!キャンプデビューからずっと使っているお気に入りです。
安かったけどへこたれないからスゴイ!
寝る時はアウターを着たまま、3シーズン用の寝袋を使用。
私は末端冷え性なので毛布を中に1枚入れましたが、子供と夫は寝袋1枚で問題なし!家族全員朝までグッスリでした。
ちなみに一緒にキャンプをしたソロの方は寝袋を忘れたのですが、冬用の厚手アウターを着て、コットの上で毛布2枚+ミニガスストーブ(使用したかどうか聞き忘れましたが)で熟睡できたようでした!
[服装]Tシャツ〜冬用アウターと幅広く用意しておくと安心
気温10℃〜22℃での我が家の服装はこんな感じ!
- 子供
日中・・・Tシャツ、ズボン
夕方・・・パーカーをプラス
夜・・・フリースをプラス
翌朝・・・パーカーに薄手のウインドブレーカー
- 私
日中・・・Tシャツ、コーデュロイのシャツ、ジーンズ
夕方・・・冬用アウターをプラス
夜・・・お風呂後のタイミングでヒートテック、トレーナー、コーデュロイのシャツ、冬用アウターの4枚着用
翌朝・・・Tシャツ、パーカー、ロングスカート
最低気温10℃前後の春&秋キャンプではダウンほどの防寒着は不要ですが、冬用アウターと重ね着できるシャツやパーカーなどを用意しておくと安心です。
設営時と撤収時は汗をかくほどだったので、中にはTシャツを着ておくのがおすすめ!
[ホッカイロ]念の為持参したけど使用せず
寝室にはストーブを入れられないので、どうしても寒くて寝られないときのためにホッカイロを用意していましたが、先述したとおり、寝袋と毛布で足りたのでホッカイロは必要ありませんでした。
【我が家の結論】最低気温10℃以上ならストーブはいらない(GWあたりが目安?)
今回のキャンプに加え、過去の秋キャンプなどの経験を通して出した結論は、
「最低気温10℃で風予報も問題なければストーブはいらない」。
では、何℃からもっていくのか?
わが家では、最低気温7℃と決めました。
ただし、先述したとおり、風によって体感温度が変わることを考慮して、天気予報やキャンプ場の立地などをしっかりと調べておくのはマストです。
加えて、ストーブを持参しない場合でも寒さ対策のホッカイロは必ず持っていきます!
気温差が激しく準備に悩む春秋キャンプ!天候などの条件に合わせて万全の対策を
今回のキャンプは天候に恵まれて、「ストーブは無くても良かった」と思えましたが、毎回こうなるとは限らないのがキャンプの難しいところ……。
せっかく楽しいキャンプの準備段階で不安に駆られるのもストレスなので、特に我が家のようにお子さんがいるご家庭などは「不安だったら持っていく!」が良いかもしれません。また新たな気付きがあれば追記しますね。